ごあいさつ

ご挨拶

 看護部ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 患者さんから「・・・私は術後の痛みに耐え兼ね、大きな声で苦しんでしまいましたが、何も言わず、代わる代わる気にして、優しいお声かけで、安心させて下さり、痛みの強い背中を優しく擦ってくれた方、湿布を貼って下さった方、何度もうがいをさせてくれた方、途中、不安になり、快く‟何度でも“と、手を握らせてくれた方(ぎゅっと!!)、血が苦手な私の事を察して、ドレーンバック??を布で目隠ししてくれた方、術後の傷みから解放されてからも、優しく、安心出来る話し方で接して下さり、不安になると察して下さり、お声をかけてくれ、不安を軽くする方向へ持っていって下さり・・・皆様のおかげで安心して穏やかな入院生活を過ごせて頂き・・・」というご意見をいただきました。私が目指す看護です。

 私の看護師としての出発点は、当院の堀之内時代であり、患者さん・ご家族、そして周りのスタッフから多くのことを教えていただくなかで、「看護は大変だけどおもしろい」と続けることができました。そして、「患者さんとそのご家族に寄り添い、必要としている看護を必要としている時に、必要としている方法で提供できる看護師になりたい」と考えるようになりました。管理者となった今は、スタッフと他職種が一緒になって互いに持てる力を出し合い、ダイナミックによりよい看護を探求していきたいと考えています。それは、スタッフ一人ひとりが患者さん・ご家族と真摯に向き合い、語り合い、共に喜び、怒り、哀しみ、楽しみながら、患者さん・ご家族がよりよい選択を積み重ねて自分らしく歩むことができるように支え、チームで看護を実践することです。そのための私の課題は、看護師が自らを大切にしながらキャリアデザインを描くことができ、看護の専門的な知識・技術を学び続けることができ、そして、豊かな人間性と高い倫理観を培っていくことができる環境づくりと考えています。

看護部長(認定看護管理者)
大西 玉美