各部署の紹介

各部署の紹介

2023年4月1日現在、看護師職員数(非常勤を含む)は、約370名で、病棟9看護単位(ICU含む)です。勤務体制は3交替制と2交代制です。看護体制は固定チームナーシングで、患者さんが安心して療養生活が送れるよう、チームで看護を行っています。

8階東
8階西
7階東
7階西
6階東
6階西
5階東
5階西
ICU手術室
2F外来

8階東

8階東

<特徴>

50床の消化器外科・内科病棟です。主に胃がん、大腸がん、肝がん、膵臓がんなどの消化器がんに対して手術、抗がん剤治療、内視鏡治療、放射線治療を受ける患者さんを受け入れています。

<大切にしている看護>

「安全・安心・満足とともに信頼される治療・看護を提供します」「職員としての役割と責任を果たし、協働して患者を中心としたチーム医療を実践します。」を病棟目標にしています。患者さん・ご家族が安心して治療を受けていただけるように、医師、認定看護師や緩和ケアチーム、薬剤師や栄養士、MSW等の多職種と常に協働しながらサポートしていくことを心がけています。

<取り組み>

手術や内視鏡治療を受ける患者さんへは、術後の安全と離床の促進、合併症予防に努め、抗がん剤治療を受ける患者さんへは、治療による副作用症状を予測することで早期に介入し、症状が軽減できるように看護を行っています。またストーマ(人工肛門)を作られた場合、ストーマケアが自立し、退院後も安心して過ごせるよう支援しています。

8階東病棟看護師長 梅木 夕里香

8階西

8階西

<特徴>

50床の泌尿器科、骨軟部腫瘍・整形外科の病棟です。主な治療は、手術療法・化学療法・放射線療法を行っています。

<大切にしている看護>

多職種と協力してチーム医療を実践し、患者さんやご家族の心と身体と生活に寄り添った専門性の高い治療と看護を提供することです。

<取り組み>

泌尿器科では、排尿ケアチームを中心に排尿ケア計画を作成し、膀胱排尿筋や骨盤底筋を刺激する治療や骨盤底筋体操などを積極的に取り入れています。また、患者さんが自宅で安心して過ごせるように地域連携パスを活用し、異常の早期発見や細やかな対応をかかりつけ医と協力して行っています。
整形外科では、治療経過に応じてリハビリテーション計画を作成し、医師と理学療法士と看護師が協力して患者さんのリハビリを支援しています。また、退院後の生活を見据えて多職種と連携を図り、日常生活や指導、在宅サービスの調整などを行っています。

8階西病棟看護師長 竹長 幸子

7階東

7階東

<特徴>

頭頸科・甲状腺腫瘍科、形成・再建・皮膚腫瘍科外科、消化器内科・外科の病棟です。主な治療は、手術療法、化学療法、放射線療法であり、2チームで構成される固定チームナーシングを行っています。患者さんに出現する可能性がある障害には、ボディイメージの変化、失声と構音障害、嚥下障害等があり支援が必要です。

<大切にしている看護>

患者さんやご家族が、がんを抱えながらも安心して生活できるように、入院から退院後の生活を見据えて外来や患者家族相談支援センター等の他部門と連携し、継続した看護を行っています。

<取り組み>

医師・看護師・薬剤師・栄養士・言語聴覚士・歯科衛生士等がチームとなり、患者さんやご家族の声に耳を傾け、治療に伴う苦痛や副作用の軽減に努め、患者さんに専門性の高い治療と看護を提供するよう日々取り組んでいます。

7階東病棟看護師長 豊田 英美

7階西

7階西

<特徴>

呼吸器疾患の患者さんが入院しており、抗がん剤治療・放射線治療・免疫療法、治験や臨床試験を受けられる患者さんに対し、診断から治療決定、治療期、終末期まで継続した治療、看護を行っています。

<大切にしている看護>

患者さんやご家族の声に耳を傾け、不安や苦痛、治療に伴う副作用の軽減に努め、安全な医療を提供することです。そして、長期にわたる治療経過を患者さんやご家族とともにあゆむ看護です。

<取り組み>

放射線、抗がん剤治療を受ける患者さんには、治療による副作用症状に対し、早期から予測、介入し症状が軽減できるよう看護を行っています。また、退院支援を必要とする患者さんに早期から介入し、退院後の生活をサポートできるよう退院支援にも力を入れ、多職種(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士・MSW)でカンファレンスを行い、患者さんやご家族の支援ができる環境づくりに取り組んでいます。

7階西病棟看護師長 浜田 裕理

6階東

6階東

<特徴>

50床の婦人科・消化器内科・治験の混合病棟です。婦人科では手術・化学療法・放射線療法を行っており、術後のリンパ浮腫に対しては、予防の段階から日常生活の注意点を説明し、術後に安心して生活が送れるようにサポートしています。消化器内科では、主に化学療法、治験第Ⅰ相試験を行っています。

<大切にしている看護>

「患者さんとご家族の思いに寄り添った看護」を目標に、日々笑顔の絶えない病棟作りを心がけています。患者さんの治療の苦痛を、少しでも癒すことができるよう、笑顔とコミュニケーションを大切にしています。

<取り組み>

患者さんの悩みに対して、多職種と連携して関わり、患者さんが社会的な役割を担いながら安心して治療を受けられるように、スタッフ一同取り組んでいます。また、脱毛などのアピアランスケアについて知識向上に努め、患者さんへ専門知識を提供できるように取り組んでいます。

6階東病棟看護師長 大池 祐子

6階西

6階西

<特徴>

乳腺外科、血液腫瘍内科の混合病棟です。乳腺外科では、手術療法・化学療法・放射線療法・ホルモン療法の治療に伴い、それぞれの患者さんの価値観や考え方を尊重し思いに寄り添った看護を行っています。血液腫瘍内科では、クリーンルームがあり、抗がん剤や幹細胞移植を受ける患者さんが安心して治療できる環境を提供し、感染対策にも特に配慮しています。

<大切にしている看護>

安心して治療を受けていただける看護の提供とともに、がんやその治療に伴う外見変化に起因する身体・心理・社会的な困難に直面している患者さんに対し、入院中はもちろん、外来や患者・家族総合支援センター(暖だん)とも連携しながら継続して支援することです。

<取り組み>

アピアランスケアの充実として、抗がん剤投与中の脱毛に対しては頭皮冷却装置を効果的に使用し、爪症状に対しては注意して観察し、ケア指導や継続看護のための記録充実に取り組んでいます。
乳腺外科では、術後の患者さんが退院後の家事作業に支障のないように、積極的なリハビリを行なうと共に、多職種と連携・協働し、患者さんの希望に沿えるようなチーム医療に取り組んでいます。

6階西病棟看護師長 兼近 みどり

5階東

5階東

<特徴>

呼吸器外科・新興感染症腫瘍内科の混合病棟です。主に呼吸器外科の手術患者、感染症にて隔離環境が必要な患者さんの看護を行っています。

<大切にしている看護>

患者さん・ご家族の声に耳を傾けることです。そのうえで安心して治療を受けていただけるように、専門性の高い看護を医療チームで協働しながら提供することです。

<取り組み>

手術予定の患者さん・ご家族が不安なく安全に手術が受けられるように努めています。また、術後回復に向け医師、看護師、リハビリ、多部門のスタッフにて連携し術前より介入を行っています。
新興感染症腫瘍内科では抗がん剤治療・手術等により免疫力が低下したがん患者さんが感染症を合併した際に、スムーズに治療ができる環境を整えています。感染予防対策を徹底し、がん治療を早期再開できるようサポートします。

5階東病棟看護師長 村上 美智恵

5階西

5階西

<特徴>

全室個室(25床)でウッドデッキや庭があり、自然を感じることが出来る緩和ケア病棟です。緩和ケア病棟では、がんの進行によって生じるからだのつらさ、気持ちのつらさを和らげ、生きることを考える治療とケアを提供します。また、地域の開業医との連携を大切にして、病院と家の行き来ができる関係を作っています。体調がつらい時は入院し、病状が落ち着いたら家に帰り、その時々の体調に適した生活の場を一緒に考えていきます。

<大切にしている看護>

私達は、患者さんやご家族の思いを尊重し、がんに伴うつらい身体的症状や心のつらさを緩和していきます。患者さんやご家族に寄り添える看護を提供します。

<取り組み>

その人らしい生活を過ごしていけるよう多職種の職員と協働してサポートし、季節に応じたイベントの企画もしています。

5階西病棟看護師長 山﨑 かおり

ICU

ICU

<ICU(集中資料室)の特徴>

ベッド数4床、看護師は16名、看護体制は患者対看護師2:1をとっています。全診療科を対象としており、呼吸、循環、代謝管理が集中的に必要とされる患者さんの様々な術後看護を主に実践しています。

<大切にしている看護>

予定手術の患者さんには、事前に訪問を行い、顔を合わせ、術後の対応やICUという特殊な環境についてオリエンテーションさせていただき、安心して手術を受けていただけるよう努めています。

<取り組み>

  • 患者さんが少しでも安全・安楽に過ごせることを第一に考え判断し行動しています。
  • 早期からリハビリテーションを実施し、術後の早期発見に努めています。
  • 院内の患者さんの容態急変時、速やかにICUでの治療が開始できる体制を整えています。
  • コメディカルを交えた学習会をするなど、必要な知識や技術の習得を図っています。
  • 病棟の急変時シミュレーションにも参画、連携しています。

ICU病棟看護師長 八百原 優子

手術室

手術室

<手術室の特徴>

8診療科(呼吸器外科・消化器外科・乳腺外科・婦人科・泌尿器科・頭頸科・整形外科・形成外科)、年間約2,000件のがんの手術を行っています。胃がん・膀胱がん・前立腺がん・子宮体がん・直腸がん・膵臓がんに対してはロボット支援下手術も実施しています。

<大切にしている看護>

患者さんが安全に手術を終了できる看護の実践です。手術を受ける患者さんの緊張・不安に寄り添いながら、全身状態を把握し、手術を実施する医師のサポートを行い、手術による侵襲が最小限になるように安全に配慮した看護の実践を心がけています。

<取り組み>

  • 麻酔科医師とも連携を行い、挿管困難な事例に対しても安全に確実な挿管介助ができるように必要な知識や技術を習得しています。
  • 新たに導入された機器について、医師や看護師・麻酔科医師・臨床工学技士と連携を行いながら高度な手術に対応できるように技術の習得に努めています。
  • 新人看護師に合わせた教育プランを作成し、先輩看護師がサポートしながら手術介助体験を重ねていきます。看護チームのみならず、他職種を含むチーム全体で関わり成長を支えていきます。

手術室看護師長 八百原 優子

外来

外来待合室

外来は、がんの診断・治療を目的とした患者さんや症状コントロールを受ける患者さんについて、臓器別診療体制をとり、21の診療科で診ています。通院治療室、ストーマケア・リンパ浮腫ケア・がん看護外来の専門外来があり、がん化学療法看護認定看護師、がん放射線療法看護認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、乳がん看護認定看護師、がん看護専門看護師が専門的なケアを提供しています。また、がんと診断された患者さんが、抱えている心理的不安を軽減できるよう緩和ケアセンターと連携し、がん看護外来でのカウンセリングを行い治療が継続できるようにしています。 外来では、患者さんやご家族と関わり寄り添いながら価値観を大切にして、希望の実現を目指す看護ができるよう日々努力しています。

外来看護師長 岸田 恵