体表面の形の異常・機能の異常をできるだけ正常に近づけることにより、患者さんの肉体的・精神的負担を少しでも軽くすることを基本に診療を行う科です。
当科では皮膚がん、乳がん、舌がん、上顎がん、食道がんなどの手術によって失われた組織の再建術を行っています。再建術では形を作り直すだけではなく機能（食べることや言葉を発すること）再建も行います。

四国がんセンター形成外科で治療できる疾患は、以下にあげるような疾患です。

• 乳房切除（乳がんで失った乳房のふくらみの再建）後の再建

• 頭頸部がん（舌がん、上顎がん、喉頭がん等）の切除で失った組織の再建

• 乳がん術後の腕のむくみ（リンパ浮腫）治療
• 婦人科や泌尿器科手術後の脚のむくみ（リンパ浮腫）治療

• 爪のトラブル（巻き爪、爪の変形、抗がん剤治療の副作用での爪のトラブル）
• 手術後の傷口のトラブル（ケロイドやひきつり）
• 褥創（床ずれ）