AST について

抗菌薬適正使用支援チーム(AST)について

四国がんセンターICTはこれまで「感染症の予防・対策」と「感染症が発生した際の適切な治療」の2つの課題を軸に活動してきました。しかし近年「薬が効かない菌(薬剤耐性菌)」の世界的増加が大きな問題となり、対策としてより徹底した抗菌薬適正使用がすべての医療機関で求められています。
この状況をうけ、当院では平成30年4月より「感染症の治療」に特化したチームとして抗菌薬適正使用支援チームAST(アンチミクロバイアル スチュワードシップチーム)を立ち上げました。
ASTは、感染症や病原微生物、治療薬について情報を収集し、臨床の場で適切な感染症治療を行うための助言やサポートを行うことを主な役割としています。感染防止を活動目標とするICTと共同し、院内だけでなく周辺地域や全国のレベルで耐性菌を作らない・広げないための活動をおこなっていきます。
感染症治療や抗菌薬のことでお困りのことがありましたら、ASTにご相談ください。

薬剤耐性(AMR)対策について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html