病理セカンドオピニオン外来について
四国がんセンターでは病理科医長による『病理セカンドオピニオン外来』を予約制で開いています。病理セカンドオピニオン外来とは、他院で患者さんの受けた病理検査について、セカンドオピニオンとして当院病理医から直接患者さんに説明するものです。
- 完全予約制です。申し込みから外来受診まで最短1週間かかります。
- どのような点について説明が受けたいかを予めお知らせください。
- まず、簡単に『病理診断とは』『顕微鏡ではどのように病変が見えるのか』から説明します。ただし、医学的知識が既にあり、不要な方は予めお知らせください。
対象
- 他院で診療を受け、四国がんセンター病理科に病理診断に関するセカンドオピニオンを希望される方。(四国がんセンターで診療を行っているがん種に限ります)
費用・時間
税込33,000円(1時間)
※健康保険は適用されません。費用は全額自己負担となります。
- 通常のセカンドオピニオンとはことなり、他院の病理検体を再検討し実際に新たな病理診断を行います。新たな標本作製を行うこともあります。その為、通常のセカンドオピニオンより、相談料が高く設定されています。
注意点
- 通常のセカンドオピニオンの診療情報提供書に加え、病理診断に関係する資料(病理診断報告書、写真、切り出し図、病理標本やブロック)が必要です。場合によっては以前の病理標本など追加の資料が必要な場合もあります。
- どのようなものが必要かは相談支援センターへ問い合わせてください。
- 資料の提供についてはおかかりの病院にご相談ください。
- 病理診断はほとんどの場合正確ですが、まれにセカンドオピニオンとして行った四国がんセンターの診断が元の病院の診断と異なることがあります。その際、患者さんに私たちの病理診断書をお渡しすると同時に、元の病院にも四国がんセンター病理科の病理診断書等を送付します。元の病院と我々の病院で診断が分かれた場合、もう一件以上新しい病理診断をもとめて相談を繰り返すことが理想的ですが、これには長い時間と負担がかかります。元の診断医が我々の診断を受けて、もう一度診断について考えた方が時間の節約になる場合が多いと思われます。どうしても、元の病院に知らせて欲しくない場合はその旨を申し出てください。
- 病理外来で説明するのは病理診断に関係する部分のみです。その診断を受けてどう治療すべきかについて、セカンドオピニオンをお望の方は当院の担当科専門医によるセカンドオピニオンを受けてください。
受付時間・申込先
- 地域医療連携室
- TEL:089-999-1201(直通)
FAX:089-999-1115(直通)
受付時間:8:30 ~ 17:15(土・日・祝日・年末年始を除く)
※患者さん・ご家族からのお問い合わせは、がん相談支援センターへお願いいたします。
(電話番号:089-999-1114(直通))
※オンラインの場合、書類は予約日の3営業日前までに地域医療連携室あてに必着となります。