都道府県がん診療連携拠点病院

四国がんセンターは愛媛県の『都道府県がん診療連携拠点病院』です

都道府県がん診療連携拠点病院は、厚生労働大臣により各都道府県に原則1施設が指定されます。専門的ながん医療を提供するとともに、都道府県内のがん診療の連携協力体制の整備や情報の提供の役割を担います。
四国がんセンターは愛媛県唯一の『都道府県がん診療連携拠点病院』(愛媛県がん診療連携拠点病院)として指定されています。

愛媛県がん診療連携協議会を主宰しています

都道府県がん診療連携拠点病院は、都道府県内のがん診療の連携協力体制の整備のために、『がん診療連携協議会』を主宰します。
『愛媛県がん診療連携協議会』は四国がんセンターが主宰し、他のがん診療を行う病院、愛媛県庁、がん患者会の代表などが参加する組織です。
愛媛県では8割強のがん患者さんが協議会参加病院を受診していることが分かっています。
当院が議長となり、愛媛県内のがん診療に対する協力体制を作り、四国がんセンターの受診患者さんだけでなく全ての住民が自分の地域で質の高いがん診療を受けられるように活動することを愛媛県がん診療連携協議会は目的としています。

がん診療連携協議会の各専門部会の活動が愛媛県のがん診療を進歩させてきました

行政では行いきれないがんに対する施策を話し合ったり、実行したりするために、専門的な知識を持つ関係者が一同に集まって協議する場は、がん診療連携協議会しかありません。
愛媛県のがん診療連携協議会はより高度ながん医療が提供できるように活発な活動を行っており、他都道府県のがん診療連携協議会の活動のモデルケースとなってきました。
詳しくは、がん診療連携協議会のHPをご覧ください。