がんゲノム医療拠点病院

がんゲノム医療とは?

がんの発症に関連した数百種類の遺伝子を一度に調べ、患者さん一人一人の体質や病状に合わせて治療や診断に役立てる医療を「がんゲノム医療」と言います。
2019年から『がん遺伝子パネル検査』が保険承認され、がんゲノム医療が行われるようになりました。
がん遺伝子パネル検査はがんゲノム医療中核拠点病院、拠点病院、連携病院で受けることができます。

『がんゲノム医療拠点病院』 四国がんセンターの特色

当院は全国でがんゲノム医療を担う『拠点』として、全国で34の『がんゲノム医療拠点病院』の一つとして厚生労働省に指定されました。四国地方のがんゲノム医療病院と連携し、先導役となってがんゲノム医療を推進しています。

四国がんセンターと連携しているがんゲノム医療連携病院

  • 愛媛県立中央病院
  • 松山赤十字病院
  • 高知大学医学部附属病院
  • 高知医療センター

がんゲノム医療センター

2020年5月に『がんゲノム医療センター』を発足し、病院一丸となってがんゲノム医療を推進すべく体制を構築しています。
適切ながん薬物療法を患者さんに届けるための「がん遺伝子パネル検査」の実施窓口である『がんゲノム医療外来』と、副次的な結果として認められる遺伝性腫瘍を疑う変異が見つかった場合の診療窓口である『遺伝性がん診療科』、そして、『各臓器の診療科』がタッグを組み診療を行っています。

十数名のがんの専門家のメンバーで構成される会議である「エキスパートパネル」を毎週開催し、がん遺伝子パネル検査の結果に基づき、効果の期待できる治療があるなどを検討しています。
保険適用になっている薬だけでなく、新規の治験薬も含めて検討し、患者さんに最適な治療が届けられるよう努めています。

がんゲノム医療研究と治験の推進

当院では臨床研究でも積極的にがんゲノム医療を推進しています。
「SCRUM-Japan」という大規模な産学連携全国がんゲノムスクリーニングプロジェクトの主要施設として消化器内科・外科、呼吸器内科、婦人科が参加しています。現在までに臨床研究として全国で1万例(四国がんセンターで400例以上)のパネル検査を行い、がんゲノム医療を発展させるために研究を行っています。

「SCRUM-Japan」では新規薬剤の治験を全国の主要ながん医療施設数施設でタッグを組み行っております。当院は中四国地方で唯一のSCRUM-Japan関連の治験を担っている施設です。また中四国で有数の企業治験を受託しており、効果の期待できる治療薬をより多くの患者さんに届けることが出来ております。